私が今回取り上げたのは東京おもちゃショー2015に出展された
「おえかきすいそうピクチャリウム」とクラウド型お話ロボット『OHaNAS』(オハナス)です。
「おえかきすいそうピクチャリウム」
「おえかきすいそうピクチャリウム」とは専用カードにお魚を描き、アプリをダウンロードiPhone でスキャンすると iPhone を取り付けた水槽の中でそのお魚が泳ぐ姿を見ることができるというおもちゃです。販売価格1780円(税抜き)
おさかなカードは、外枠がARコードになっており、その中に描かれた絵を「おさかな」として認識する。
絵だけでなく写真や立体物も読み取り可能で、アプリ内の「顔ハメフレーム」を使って“お父さんの顔の人面魚”といった遊びもできる。同じ仕組みで「おやつ」を認識できる「おやつカード」も用意。「おさかな」や「おやつ」は、大きさによって泳ぎ方や動きが変化し,水そうに向かって左右に手を動かしたり、本体上部を軽く叩いたりすると、お魚が声を出しながら反応します。
クラウド型お話ロボット『OHaNAS』(オハナス)
クラウド型お話ロボット『OHaNAS』(オハナス)とは10月1日に発売されるタカラトミーとNTTドコモが共同開発した次世代コミュニケーショントイです。
価格は1万9800円(税別)
タカラトミーのエンターテイメントロボット『Omnibot』(オムニボット)シリーズの最新作で、人とロボットが自然な会話を楽しめる「自然対話プラットフォーム」を活用したBluetooth搭載がされています。ドコモが提供する「しゃべってコンシェル」の仕組みに、言い回しの対応や、シナリオ対話(ストーリー性のある流れる対話)、外部コンテンツとの連携(天気サイトなどの外部情報)といった機能を組み込むことで、自然な会話を実現しています。
本体は、丸みを帯びたひつじがモチーフのデザイン。「タッチセンサ」や、ゆれを検知する「ゆらゆらセンサ」、聞いている・待っているなどの状態を8色の色で知らせるLEDランプが搭載されている。また、Bluetoothも導入されていることから、端末に保存してある音楽をスピーカー代わりに再生することも可能。そのほか、耳とへそには、リボンなどのアクセサリをつけることもでき、動物のペット同様、オシャレさせることもできます。
会話を楽しむには、スマートフォンやタブレットなどの端末が必要で、無料の専用アプリをダウンロードし、端末とペアリングを行います。その後『オハナス』の頭をなでて、目のLEDランプが青色になれば、会話が楽しめるようになるります。「何かお話して」と問いかけると、オハナスがそれに応え自然な会話を楽しむことができる。他にも「しりとり」や「うた」、「なぞなぞ」「占い」「しりとり」といった言葉遊びも楽しめます。
このようにデバイスを活用したおもちゃは子どもだけでなく大人も楽しめるようなものになっている。箱とスマホを使ったマッピングおもちゃは今までたくさんでていますがおえかきすいそうピクチャリウムはAR機能で自分で描いた絵が動いたり、叩くと反応したりというアクションを組み合わせたことでより面白いものになっています。ただ一方的に遊ぶのでは何らかのアクションやコミュニケーションを遊びながら楽しむことができるのがデバイスを使ったおもちゃの魅力だと思いました。
参考サイト
おえかきすいそうピクチャリウム タカラトミーアーツ
http://www.takaratomy-arts.co.jp/specials/suisou/
クラウド型お話ロボット『OHaNAS』(オハナス)
http://www.takaratomy.co.jp/products/omnibot/ohanas/
http://news.mynavi.jp/articles/2015/06/20/ohanas/