G14044 「ファービー」と「Anki Overdrive」

今回私が紹介するおもちゃは子供を対象としたものというより、大人も一緒に楽しめるようなもので探しました。

 

まずは、だいぶ前に流行した「ファービー」シリーズの最新作です。
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ファービーとは「ファービッシュ」という独自の言語を話す謎の生き物?です。

今回の最新作のファービーは、初代ファービーが数百の単語を話していたところを、それよりもたくさんの言葉を話せるようになっていて、ほかにも4種類のセンサー(音、タッチ、振動、傾斜)を搭載していて、接し方によってファービーの性格も変化するようになっています。

 

主な変更点は、目に液晶パネルを使用したアニメーションでの表現となりますので笑う・怒る・悲しむ等の表情を格段に楽しむ事が出来ること。
毛の色の違いだけでなく毛の質感(モコモコだったり)の違いも楽しめること。
アクションのギミックは、初代は単純な上下のアクションだけでしたが、体を左右にダンスしている様に揺らしたり、前にかがんだり、まるで生きているかの様な動きをすること。
ファービーと遊び、一定の時間が経過し一定の条件をクリアすると性格が変化すること。
その後も条件をクリアする毎に変化を繰り返すこと。
音楽を聞かせると、その音楽に合わせてアクションをおこすこと。
興味の無い音楽及びキャラクターによっては反応が悪い場合もあるなどオリジナルなファービーが楽しめること。
iPhone用のアプリが準備されていて、APPストアで無料でダウンロード。食事やファービッシュの辞書、翻訳機能を備えていてより一層ファービーとのコミュニケーションを楽しめるようになったこと。

と、かなり改良されています。




このようにスマホと連動することでさらに楽しくなる仕組みになっています。

種類は全部で4色あり、値段は6800円(税抜き)

です。

 

次は、AIを搭載したデジタルスロットカーの『Anki Overdrive』です。

 

このおもちゃは、スマートフォンと連動し、走行を繰り返すことで経験を蓄積、バーチャルで他車を攻撃してスリップダウンさせたり、レースに勝てばボーナスポイントが付与されるなど、リアルとバーチャルを組みあわせた新しいAiレースおもちゃなのです。

コースは専用のタイルを用いる必要があるのですが、アップダウンや交差も思いのままにでき、その自由度の高さにアメリカ市場で人気を博しているそうです。




映像をみてわかるようにスマホ上にボタンがあり、相手の車を攻撃したり、自分の車を加速させたり、わかりやすく言えば、マリオカートのチョロQ版みたいなものです。

今までに攻撃などの効果も含まれたものは見たことなかったので、これを見たときはすごく衝撃的でした。

 

以上のように、最近のおもちゃは大人も楽しめるようなものもたくさん出てきていて、子供とのコミュニケーションツールも兼ね備えているのが多いなと思いました。

ただ少し思ったのが、どれも電池など使って長く遊べそうなものが減った気がしました。

でも、おもちゃもデジタル化して子どものころから最先端の感覚を磨けるのはすごくいいことだなと思います。

時代は変わるとおもちゃも進化していくんだなと、しみじみ思いました。

 

タカラトミー ファービーHP

http://www.takaratomy.co.jp/products/furby/products/index.html

『Anki Overdrive』公式HP

https://anki.com/en-us

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