NEXT WARLD 4話感想 G14034

以前のNEXT WARLDでも話題になっていた「人工知能」
これは、私たちの人生を役立てるだけでなく、私たちの日常をいかに楽しく過ごすために使うかという内容だった。

初めは「ファッション」「グルメ」「ゲーム」などまさにエンタメチックな内容だったが、その技術は徐々に
亡くなった人を甦らせるという重たい内容になっていった。

正直、今の時代では考えられないし、どうしても受け入れられないのが事実なのではないかと考えます。
実際、未来の物語で自分の身内のクローンが登場する話は、さまざまな映画・アニメで見ることがあったが、
どのお話も結局最後はクローンではなく、人間が勝ってしまうんです。ありがちな展開として、「亡くなった人は自分の心の中で生き続ける。」という終わり方で、
クローンはどれだけその人のまんま再現されていても、「クローンは作り物だから」「亡くなった人はもう戻ってこない」という教えが強い気がします。

そのようなお話をずっと見てきたからか、私自身も、亡くなった人をクローンで再現するというのは抵抗があります。
どこまで情報を忠実に埋め込もうが、「所詮機械」であって、それが実際目の前に現れても、亡くなった人とはまた別の人格として見てしまう気がするんです。
それに、万が一クローンを受け入れることができたとして、自分が亡くなった時、そのクローンはどうなるんだろうか?と考えてしまうのです。

所詮機械といいましたが、もしも人工知能が発達して、人間と同じように感情を持つのであれば、亡くなることのないクローンは一人置いてきぼりになってしまいます。

そう考えると、古臭い考えですが、「亡くなった人は自分の心の中で生き続ける。」というベタな思いでいた方がいい気がします。
そういう意味で、あまり技術が発展しすぎるのはどうなのだろうと思いました。

堅苦しくなってしまいましたが、否定的な考えだけではありません。
「バーチャル世界旅行」の話が登場した時はかなり興味を持ちました。
でも、その繋がりでメガネの中で家族の映像を流して、自分がまさにのそ空間にいるような体験ができるという技術を知って、
過去の思い出を思い出したり、懐かしんだり、自分がいることのできなかった場所にいる感覚になれるのはいいなぁと思いました。

今でいう「スマホの写真を見て、過去のことを思い出す」みたいな感覚だなと感じました。

今、家でも舞台の公演をパソコンからチェックできるというシステムがあるのですが、ふと、この技術を使ってそのシステムとコラボしたら面白いことになるんじゃないかなぁと思いました。

どんどん進んでいく技術。
上ではいろいろ書きましたが、きっとそれを受け入れざる負えないぐらい技術は進んでいくんだろうなぁと思うと、なんだかさみしい気もしました。

〒545-0003
大阪市阿倍野区美章園2-23-9
© OCA Digital Design Course All Rights Reserved.