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進化しつづけるコンピューター

世界中の人たちが休み無しで17日間もかかる計算を1秒で計算をしてしまうコンピューター「京」。私はその存在を今回ビデオを見て初めて知りました。

高速で計算して何に役立つのだろうと一瞬思いましたが動画を見てたくさんの事に役立ち、たくさんの可能性が広がる事がわかりました。例えば薬の開発。今までだったら何年もかけて開発し、それでもあきらめてしまうような困難な事が京の力でその開発が猛スピードで進んでいる。他にも震災の時に役立つようなものの開発が進んでいて、震災が起きた時に1人1人に適した支持をコンピューターがしてくれる。個人の情報から建物の建築材料まで様々な情報をコンピューターが記憶し瞬時に計算する。人間だけでは不可能だった事が京の計算能力によって可能になっていく。日本には素晴らしいコンピューターそして素晴らしい技術者たちがいるのだな、とすごく驚きました。

ですがそんなスーパーコンピューターがあるのは日本だけではなく、各国が開発し争っています。ある人の全行動をコンピューターに入れコンピューターにその人の人格を持たせたり、頭で考えると車いすが動いたりなど、こんなのあったらいいなぁが現実になろうとしているようです。中でも一番驚いたのがIBM開発した人工知能「Watson」。米国で人気のクイズ番組でクイズ王にチャレンジし、人間に圧倒的差をつけて勝ってしまった。人間が言葉を発して出した質問に対して、文脈を含めて質問の趣旨を理解し、人工知能として大量の情報の中から適切な回答を選択し回答する。今までのコンピューターでは不可能だった事ができてしまうのです。人間の言葉を理解して答えることができるなんてすごいけれど、それと同時に恐ろしさも感じました。どんどんコンピューターの性能が良くなっていくと、もし勝手に暴走してしまった時に人間は対処できるのだろうか。そう考えると進化しつづけるのもいいが危険も増えるのだなと感じました。
ですが心配する事もあるけれどこれから先、スーパーコンピューターによって生活がよりしやすい世界になるのかなと想像するとすごく楽しみです。

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