Augmented Reality(AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
拡張現実はバーチャルリアリティ(VR)の変種であり、その時周囲を取り巻く現実環境に情報を付加・削除・強調・減衰させ、文字通り人間から見た現実世界を拡張するものである。
これ等のテクノロジーにより、仮想の世界にいるような錯覚が起きる。
昨今ではこのARを利用したコンテンツが様々出てきている。
ゲーム、音楽媒体、紙媒体、ファッション業界や、建築媒体においても様々あるが、今回はより現実に近いARについて紹介すると共に、提案したい。
まずはこの動画を見て頂こう。
MapFan eye / iPhoneアプリ – YouTube
これは地図の苦手な人の為にインクリメントP株式会社が開発したiPhoneアプリ「MapFan eye」。iPhoneのディスプレイに映し出されたその場の実際の風景の上に、ARで矢印や距離を表示することでルートを提示する。地図が苦手な人でも、iPhoneのカメラを前方にかざせば、どの方向に進めばいいのか、どこで曲がればいいのかといったことを直感的に認識できるとしている。
このアプリとデバイスと回線があれば、海外で言葉が通じなくて道に迷った時にでも活躍できる。画期的なアプリだ。
若者はテレビよりパソコンを見る傾向があり、テレビ業界は頭を悩まされているがこの「MapFan eye」の技術を使えば、ARを使ったプロモーション戦略も可能になるだろう。
もういくつか世に出ているものもあるが、
例えば学校案内パンフレットにマーカーがついており、デバイスをかざすと在学生の作った立体物や映像が流れたりするものであったり。
また、街のポスターにデバイスをかざすと映画のpvが流れたりする等・・・・
こういった一見なんの変哲もない平面の物に工夫を加えることで人々の注目になり、良い販売促進の策略になるであろう。
これからのARの展開にますます期待が膨らむ。
<参考UAL >
拡張現実
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E7%8F%BE%E5%AE%9F
MapFan eye