現在、世界中に普及し、多くの人が利用しているコンピューター。
私も利用者の一人で毎日のようにパソコンを使用しており、パソコンなくして生きてはいけないなぁと思っています。
今日の授業で見た「コンピューター革命-最強×最速頭脳誕生-」では、タイトル通り一貫して最強のコンピューターを紹介していました。
日本の理化学研究所と富士通が8年かけて共同開発した、当時世界最速と謳われたスーパーコンピューター「京」。私はこのとき、改めてスーパーコンピューターという存在を知り、見て、こんなに大きいものなのか!と、エヴァンゲリオンのMAGIみたい!と思いました。従来のスーパーコンピューターを知らないのですが、15ケタの足し算、掛け算などを1京回しらみつぶしに計算し、1日で答えを導き出すことができる能力を持っていると聞きました。
また、人が3年かかっていた計算を1日でできるらしく、人があきらめていたことに挑戦できるようになり、コンピューターは人々の未来、気持ちをも変えるものになったと感じました。
それだけでなく、その計算が可能になった事で、抗がん剤治療の発展や、100万人規模の予測型防犯システム、バーチャル心臓、身体の不自由な人が脳波で車いすやテレビを動かすことができるようになったりと、人がよりよく便利で安心な世界に生きられるようになってきていると感じました。また、コンピューターの可能性や自分の頭では考えられない近い未来に驚かされました。
そこで、コンピューターなのだから、おかしくなったりしないのかと疑問に思っていたとき、ちょうど、金融業界でのスーパーコンピューターの活躍が紹介されました。そしてその紹介の中に「コンピューターのひとつのバグが大きなバグを引き起こし、4秒で99%株価が下落した」という事件を知りました。はじめは99%も!と驚きましたが、人が作ったものだからどこか欠陥はあったのだろうと思いました。そして、いくらコンピューターが便利だからといって、依存しすぎると危険だと再確認しました。
しかし、過去と比べると、コンピューターの発達で、住みやすくとても便利になったと思います。そこには世の中をよくするため、という一心でコンピューターを開発している人々のおかげなのだと強く感じました。そしてスーパーコンピューター「京」を越した中国国防科学技術大学の「天河2号」の存在。これからもさらに最強最速が更新され、その度に新しい未来が広がっていくんだと思いました。